消火が困難で危険なリチウムイオン電池火災の増加に対応するため、革新的なリチウムイオン電池用消火剤「FCL-X」を開発したフルサークル・リチウム社 Product-fcl-x – Full Circle Lithium の創業者CEO Carlos Vicens氏が来日し、3月10日(月)に東京のカナダ大使館で開催される商談会に参加しました。FCL-Xは、リチウムイオン電池火災に特化した複雑な化学反応を中和し、リチウム元素を含む物質の表面に保護層を形成する水溶液消火剤で、リチウムの酸化反応を緩和し、水素の発生を抑え、分解しやすい電解質を安定させます。
FCL-Xは現在流通している薬剤とは以下の点で異なります:
– 火災によって引き起こされる複雑な化学反応を中和するように設計されており、緊急事態に最適な安全性を確保する
– 元素状リチウムを含む表面に保護鎧を作ることでさらなる反応を防ぎ、延焼のリスクを低減する
– リチウムの酸化反応を抑制: リチウムの酸化反応を抑制することで水素の発生を制限し、爆発や延焼のリスクを低減します。
– 塩を形成することで危険なフッ化水素を形成する分解性電解質を安定化させ、全体的な安全性を高めます
FCL-Xは第三者機関の研究所で数多くの試験を重ね、EV車(日産リーフ、起亜EV9およびEV6)による実火災デモンストレーションを数回行い、数十人の消防士や業界関係者が見守る中、極めて良好な結果を得ました。FCL-Xはまた、ミズーリ州の大規模なリチウムイオン電池リサイクル工場火災でも実証されています。最近、米国の2つの大手販売代理店、US Fire PumpとAEST Fire & Safetyと提携し、エンドユーザー向けに5つの製品を販売しています。
製品案内: FCL-X Product Cut Sheet_EMAIL
同社では、リチウムサプライチェーン/エンドユーザーおよび消防・安全関連製品の販売業者とのコンタクトを確立することでアジア市場、特に同社にとって重要な日本と韓国に製品を導入するプロセスを開始することを希望しています。
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